身内の小学生の誕生日に、プレゼントと一緒に肖像画を描いて贈ることにしました。人物はあまり描いたことがなかったのですが、その理由は描きたいモデルがいなかったから。でも子どもの絵は描いてみると面白く、別の4きょうだいの絵も続けて描きました。
子どもは描き甲斐があります。動物たちと同じで無垢だからなのだと思います。この4きょうだいの絵は1月に開かれる教室展に出そうと思っています。終わったらまとめてプレゼントだな。
身内の小学生の誕生日に、プレゼントと一緒に肖像画を描いて贈ることにしました。人物はあまり描いたことがなかったのですが、その理由は描きたいモデルがいなかったから。でも子どもの絵は描いてみると面白く、別の4きょうだいの絵も続けて描きました。
子どもは描き甲斐があります。動物たちと同じで無垢だからなのだと思います。この4きょうだいの絵は1月に開かれる教室展に出そうと思っています。終わったらまとめてプレゼントだな。
ペットの肖像画を描き始めたのはコロナ禍が始まった2020年のこと。以来、随分たくさんのワンちゃん、ネコちゃんを描かせていただきました。私は昔から似顔絵も得意で、とにかくそっくりに描くことが上手いのです。これは人間も動物も同じ。なのでどんなワンちゃん・ネコちゃんでも姿形をそっくりに描くことができるのですが、その中で一番大切にしているのはやはり「まなざし」なのです。「ああ、うちの子だ」と感じていただけるかどうか。「うちの子に見つめられている」と感じていただけるかどうか。そこにかかっていると思います。
私の絵はカラフルで、本物と違う自由な色使いで描きます。黒い犬をただ黒く、白い猫をただ白く描くのでは面白くないと思うのです。アートなのだから、そこは自由に表現したい。でもどんな色を使っていても、モデルの動物の存在は常に感じていて、その子とお話ししながら描く感じです。どんどん描き進めていって、最後に目に命を吹き込むと、絵の中の子が動き出すような感じがします。いよいよ完成間近です。目を入れた後、全体の仕上げをしていると、ある時点で思わず「可愛い!」と声が出ます。それが完成のサインです。こうして、写真よりその子らしい肖像画が出来上がるのです。